SMノススメ -The Seeker ZERO-(天津堂)
振り返ってみれば、僕はエロゲを12年もプレイしています。他人から見ればキチ○イの太鼓判を押される事間違いなしの恥ずかしい履歴ですが、そんな長い歴史の中でも、ここほど98DOS時代とWindows以降で評価が天地のように変わったメーカーがありません。はい、
ここのデビュー作である「マーシャル・エイジ」は、フロッピーディスクが2枚という人をバカにした仕様でありながらも、知る人ぞ知る名作。少女達の肌の塗りが容赦の無い狂人レベルに達していて、Hシーンの数が多く、内容もエロいの一言。
後にリリースした「JINN」「GOICE」ともに、「グレイト!」という賛美の言葉しか浮かばないくらい優れたゲームでありました。elf、F&C、アリスソフトほどメジャーではないにしろ、エロゲ玄人に言わせれば外せないメーカーであった天津堂。
そんな輝きに満ちた天津堂の片隅に死兆星が現れたのも、各メーカーがWindowsへプラットを移行し終えた1998年頃。あの「マーシャルエイジ」の続編がついにリリース!!
ストーリーは腐臭の漂ってくる発禁レベルの出来。
これが毎週決まった曜日に放映される特撮モノならば「引き」という演出ですが、一本発売されるまでに長い開発期間が必要とされるゲームという媒体では、単に話の腰を折ってるだけの怠慢な作りにすぎません。
そんな強烈なトラウマを抱えてからは手を出してなかった天津堂のゲームですが、この「SMノススメ」はwebでは非常に好評で、エロゲカウントダウンではいきなりの一位!(まあ、ここの性質上ランキングはいつも突然ですが)。ネットの友人も掲示板で大絶賛、「もはや煙も出やしねぇ」と白旗を振っての完全敗北宣言。
そこまで言われたらプレイしないわけにはいきません。早速プレイ開始です。
立ち上げると、オートで始まるOPで妹の「さつき」からコクられる主人公。
「オレ、サドなんだけど、それでもいいのか?」といういきなりのカミングアウトに対して「・・・私を見てくれるなら、いいよ・・・」と信じられないくらい速攻で同意。
・・・んもう、すんごい徹底してます。
「SMノススメ」というタイトルからして、SMに興味のある初心者向けのヌルイHowToものを想像しがちですが真相は全くの逆!団鬼六先生もシャッポを脱ぐほどのハードコアSMっすよ。
もうひとつ、Myスネークがうなだれた原因は・・・排泄プレイってヤツです。
それにしても僕の見解としては「SMとスカトロは別ジャンル」だという認識でしたが、どうも天津堂的には一緒の扱いらしく、こちら方面もホントに容赦なかったです。ミルクは「麻雀幻想曲3」でもありましたが、「うどん」まで使ったのは始めてじゃないでしょうか。まあ正直な気持ち、これが最初で最後にして欲しいのですが。
じゃあ「駄目なゲームなのか?」と問われると、答えは「No!」フェラシーンとモノドラマ(回想モード)が激エロいので、SMに興味の無い僕でもお奨めできます。
「・・・ジュポジュポしゃぶって、美味しい精液いっぱい飲みたい。」
三人ともこんなんばっかりの卑猥語オンパレード。しかもこれを、すんげー上手に声優さんが演技してくれます・・・「いや、演技じゃなくてマジでこいつらヤリながら録音してるんじゃないのか?」そう思わせるほどです。
「ラブラティオ・マニアックス」でも同じように卑語の嵐が吹き荒れてましたが、あっちはモニターの向こう側にアフレコ現場が透けて見えるくらい演技がド下手!ハッキリ言って勝負になりませんな。
モノドラマ、いわゆる回想シーンも凄い事になってます。女性の一人称から逐一される状況説明も、「クローンドール・課外授業」ほどではありませんが、かなりイカれてます。
「私もすっかりメス奴隷状態(ハート)。調教のなかでも、おフェラは大好き。」
どうやらシナリオライターは、宇能鴻一郎先生に弟子入りしたようですね。
上記でお奨めとは言いましたが、ゲームシステムは激しくだるい仕様になっているのである程度以上の根性が必要です。
とはいっても、うざったい日常シーンが延々と続くような、いかにも「萌えゲー」にありがちな事ではありませんのでご安心を。
SMプレイなんて全員分お相手をしてもせいぜい3時間がいい所で、学校に通ったりご飯を食べたりといった昼の生活に費やす時間の方が遥かに長いんでしょうけど、そんな日常生活の大部分は、
「俺の服が洗濯してある」
こんな2クリックのみであっさりと片付けられてます。早っ!
ゲーム期間は一ヶ月。日曜以外は毎日プレイばっかりの週休一日制ですが、主人公サイドに体力ゲージなどの縛りが無いので毎日、常に三人とも調教可能。最初は皆「体力がMax100」なので、1プレイで20〜30程度減る計算から一日3、4回のプレイx三人分で済むのですが、最終週にもなると全員体力は250に。律儀に三人とも調教しようとするといつまで経っても終わらないような気がしてくるのはなぜでしょう?こんなに先の見えないプレイを強いられたのは「とらいあんぐるハート2」以来というと、分かる人には分かっていただけるかと。
さて、ようやくそんなフルマラソンを終えたかーずに対して、三人の女子たちのお返事は・・・
拒絶!
あんなに俺の事を「好き好き精液飲ませて〜」と言っていた二人の同居人は、手の平を返すようにあっさりと去っていきやがりました。
ついでに妹までもが、愛想を尽かしたのか別居してしまいました。
かーずがプレイしたのは5月下旬。軽く運動すると汗ばむ事もある、初夏を感じさせる日曜日に北極点よりも寒いエンディングを迎えてしまいました。
かといって再度プレイし直す気にはなれないかーず、早速ネットでセーブデータを探す旅へ。なんだか毎度毎度同じような展開のような気がしていますが、どんなに検索しても見つかりません。そんなにシカトぶっこかれるほどマイナーなタイトルでは無いはず。更に検索を続けていくと、理由が判明しました。
セーブデータのファイルサイズが約40MBもある(圧縮しても20MB)
という事らしいです。そらどこも置きませんわなぁ。
しかしどうにかSFX用の改造コードを発見!うっぴーさんの管理されている「うっぴーさんのお部屋」ですっ!大感謝する事しきりです。
#このSFXやDBxSTANDはいわゆる「Windows用ゲームの改造ツール」でして、コンシューマのプロアクションリプレイみたいなもんです。
#SFXはネットからのKeyシェアレジで1155円(すべて含めて)。パッケージ販売のみのDBxSTANDは4500円と少々高く感じるもののSFXのライセンス料まで含まれていますので、両方揃えるのも良しでしょう。うっぴーさんに掲示板でお教えいただきました。ありがとうございますm(_)m
さて、改造コードでモノドラマをフル化したかーず。まだ見てないプレイを女性視点からリプレイしてマターリと過ごしましたが、どうもこのゲームは各キャラとのエンディングを迎える時にようやく本番シーンがお目見えするようで。
そうそう、言い忘れてましたがこのゲーム、調教パートに本番はありません。胸を責めている時にうっかり間違って挿入しちゃったってのはありましたが、基本的にはナッシング。本番にこだわるエロゲーマーには要注意ポイントかと。
それにしても4Pプレイは凄いですな。女子三人が口々に淫語全開でチ○ポをねだりながら、オナりつつフェラしてそのまま顔射、全員横に寝かせて各人に三回づつ(つまり9回)ぶっかけた後さらにひとりづつに顔射というハチャメチャさ。量もハンパじゃなくて、閉じた足の股間にいわゆるわかめ酒状態で精液が溜まってます。川端康成の「雪国」の冒頭シーンよろしく、女子たちの光景も真っ白に染まってます。
ロンガン(by放蕩仙女)5回分を一度に放出してしまうこのアナーキーさに、さきほどから萎縮して「シュン」とうなだれたままだった僕の股間の大蛇も再び鎌首をもたげて咆哮する始末。
すっかり手に負えなくなってしまいました。
まあ欲を言えば、半脱ぎが全然なかったなぁ、という所に物足りなさを感じたりもしました。しかし、全裸だけどなぜか靴下だけは履いてるのは、好きな人には溜まらないかもしれません。
点数:(フェラ+顔射)−(SM+スカトロ)=75点
#団鬼六先生・宇能鴻一郎先生ともに官能小説家。
2001・06・17
インストールする手が震えるほどの興奮状態の中で、いざ、BootUp!・・・・・・ゲフッ!!(吐血)
前作のナオン共が「あっ!久しぶり〜、元気にしてた?」ってな軽いノリで話し掛けては来るものの、プレイヤー的にはすでに5年も経っているので「お前、誰?」状態。どう受け止めていいのやら・・・。
そんな前作のキャラ達は全員攻略対象にならず、SEXできるのは皆いかにも星条旗が似合いそうな、ナイスバディの範疇を越えたドでかいパイオツとケツのホルスタインばかり。
ラストシーンでは主人公がいきなり闇討ちだか落雷だかにあって重傷してしまい、「本当の敵との闘いは、まだこれからなのだ」・・・というナレーションで幕が降りるという、シナリオライターに脳天唐竹割りをお見舞いしたくなるとんでもない内容でした。
あっという間にツルペタM奴隷を手に入れた主人公ですが、さらに二人も増えます。
さつきの先輩で主人公の教育実習の時の生徒「多恵華」は、主人公に一目ぼれして半押しかけ同居。こいつもツルペタ系。
かつては高校時代の後輩で現在は同じ大学・同じ学部の「薫」も主人公を慕って同居へ。こいつは前述の「MA2」準拠の、日本人離れした超でかいパイオツとケツを持ったメリケン臭のする豊満型です。
例によって何の努力も働きかけもなくナオンが寄ってくる棚ボタストーリーですが、エロゲの世界じゃ日常茶飯事なもんでいちいち突っかかってられません。レッツプレイでやんす。
SMといえば三角木馬や蝋燭が定番、ボールギャグ(口に咥えさせる、ピンポン玉みたいなやつ)まで知ってる自分は割とマニアックだと自負していましたが、そんなの、お稚児のお遊戯レベルに過ぎないと知らされました。
もうなんか、膣に入れて四方八方に膨らんでいく風船みたいな奴とか、名称どころか説明すらできないようなアイテムが続々出てくるにつれて、自分のこれまでの見解の狭さにただただ頭を垂れるのみ。ついでに僕の股間の獰猛な大蛇までもが頭を垂れてしまいました。
と言ってもTo Heartのマルチシナリオみたく「ただの水ですから・・・」なんていうヌルイ展開とはほど遠く、主に茶色い方面の物体が遠慮も容赦もなくジャンジャンバリバリと、大満開にフィーバーしております。調教プレイの半分近くはウンコ関連。さすがにここまで出されると、なんだかディスプレイから匂ってきそうな感じがしてきて、せっせとモニター画面を雑巾がけしたりして。
「・・・ザーメン美味しい、すごい匂いの、ヌルヌルしたザーメン大好きぃ。」
例としてさつきの心理状態を見てみましょう。
「こ、これ、恥垢だぁ(ハート)。お兄ちゃんのチ○ポから産まれたんだって思うと、可愛く見えてくるから不思議(ハート)」
#ハートは機種依存文字、いわゆるあのマークの事です。
「さつき、多恵華、薫が交代で当番しているみたいだ」
なんだか「まじかるアンティーク」の時に癖がついたのか、自力でゲームを解く事に執着しなくなっている自分がちょっと怖い気もしますが、気にせずレッツ改造です。
ジェントルメンと評されるエロゲーマーたる者、紳士のたしなみとして用意しておいて損はない一品でしょう。
SM作品が有名な団先生は、実は日本ペンクラブのお偉いさんだったりして。
宇能鴻一郎先生の作品は女性一人称視点による斬新なタッチが魅力的。「あたし、感じちゃったんです。乳首をいじられて」など、淫靡さよりも笑いがこみ上げてくるのは僕だけ?